桐生イノベーションアカデミー2024
桐生イノベーションアカデミー2024を開講します
桐生商工会議所では「起業や新事業創造の促進」に取り組んでおりますが、その一環として 群馬県出身・在住の起業家の皆様を招いた「桐生イノベーションアカデミー2024」を開催することと致しました。
起業にチャレンジする意欲を後押しすることで、桐生市の将来を先導する新たな起業家が 輩出される機会ととらえております。
つきましては、ご興味ある方がおりましたら是非ご案内頂けますようよろしくお願い申し上げます。
受講対象者
- 将来的に起業を考えている若年層(高校生以上)
- 起業して間もない経営者
- 新たな分野への事業創造を考えている経営者
開催スケジュール
- 2024 年 8 月 28日(水)19:00~20:30
30日(金)19:00~20:30
9 月 4日(水)19:00~20:30
6日(金)19:00~20:30
11日(水)19:00~20:30
13日(金)19:00~20:30
※合計 6 回開催
実施場所
- 桐生商工会議所 3 階 305 号室 (住所 桐生市錦町 3 丁目 1-25)
※状況により変更することがございます。
参加費用
- 10,000 円(全 6 回分)
※大学生までは無料
※参加費は初回講義(8 月 28 日(水))の際に徴収させていただきます。
募集期間
- 2024 年 7 月 1 日(月)~ 2024 年 8 月 9 日(金)まで
お申し込み/問い合わせ先
- 桐生商工会議所 総務課 小山(TEL:0277-45-1201/FAX:0277-45-1206)
もしくはフォームよりご応募ください >> こちら
カリキュラム/講師
第1講 8月28日 (水)
アントレプレナーシップ ~起業において大切にしてきたものは~

新見化学工業株式会社
代表取締役社長 新見 直広 氏
全ては「桐生をもっと楽しい町にする」という思いで活動する経営者。3代続く歯科材料製造業を営む傍ら、ハンバーガーショップ、クラフトビール醸造所、駄菓子屋、新桐生駅売店など様々な事業を展開する。

concon株式会社
代表取締役/CEO 髙橋 史好 氏
群馬県出身。16歳で単身インドへ。インド人経営者との生活がきっかけで起業家を志す。高校時代は、TikTok発信・トゥクトゥク事業を展開。慶應大学に進学後、インド向けYouTubeを開設。開設2週間で収益化し、2022年に売却。(登録者17万人) 現在は世界に向けたJapan発ブランド"TOKYO LOLLIPOP"を立ち上げ、新宿マルイ、ラフォーレ原宿、阪急百貨店等々で展開。
第2講 8月30日 (金)
マーケティング ~飽和市場を分析し、どのように新たな価値を創造したか~

かがやきいちご園
代表 齋藤 大輝 氏
乳業メーカーを退社後、伊勢崎市にこだわり抜いた「いちご」を5棟のハウスで生産する「かがやきいちご園」を2022年12月にオープンした。翌年には第40回群馬県いちご品評会にて金賞。そして2024年は産直通販サイトにて全国のおいしいイチゴの中から「総合大賞」を受賞した。

株式会社KIRYU ALOHA
代表取締役 熊切 理香 氏
2014年〜公益財団法⼈⽇本相撲協会と共催の「和装day」の企画運営に携わる。「誰でも着ることができ着物⽂化を伝えることができる」形を模索した中で、「アロハシャツは着物から」という歴史に辿り着き、2023年に株式会社KIRYU ALOHAを創業。現在では羽田空港やユナイテッドアローズにてポップアップショップを実施した。
第3講 9月4日 (水)
スタートアップ ~起業前後から軌道にのるまでに必要なものは~

Admire bodymake studio
代表 藤原 聡範 氏
大学卒業後、大手フィットネスクラブへ入社。数々のスポーツジムを経て、2021年3月に独立開業。「動きの癖を直して、身体の痛みを改善する」をコンセプトに日々のセッションを行っている。マンツーマン指導の他に、団体への健康体操教室や動きながらのストレッチ教室なども開催している。

株式会社ぐんま製茶
代表取締役社長 稲葉 和幸 氏
日本茶の製法を駆使し、桑茶の製造を行う県内唯一の企業を経営する。「いつかまた絹織物の文化が脚光を浴びる時が来る。その時まで桑農家を絶やしてはいけない」という強い想いから農家と契約し「ぐんまの桑茶」を商品化した。桑の葉のもつ高い栄養価も注目され今や群馬県内にとどまらず多くの人に愛される商品を世に送り出している。
第4講 9月6日 (金)
特別講演 ~起業からの軌跡~

株式会社フライングガーデン
会長 野沢 八千万 氏
フライングガーデン創業者である野沢会長は1947年11月29日、茨城県笠間市稲田町に生まれる。8人兄弟の末っ子。名前の「八千万」(やじま)は当時、日本の人口は8000万人、その人々を幸せにできるようにと親からもらった名前。東大に行けるほどの天才と言われるほど頭脳明晰であったが、子どもの頃から料理が好きで料理の道で社長になろうと決めていた。父親からもらった2万円とボストンバッグ一つで上京。世界料理オリンピック団体、個人金メダリスト今井克弘ムッシュのしたで修業をし、自身も全日本司厨士協会認定の一級司厨士免許を最年少で取得した後、29歳で桐生に喫茶店を開業。当時では本格的な料理人がいる喫茶店は珍しく、大繁盛店となる。そして28年後の2008年、フライングガーデンは上場を果たす。そして今もなお野沢会長は「八千万」という名前に込められた思いを実現するべく挑戦を続けている。
第5講 9月11日 (水)
企業における理念経営と人財育成

株式会社ユニマーク
代表取締役社長 尾花 靖雄 氏
家業である刺繍工場に就社するが、数年後には製造拠点の海外流出により経営難に陥る。下請け工場を脱却するために、オリジナル刺繍の工場直販店を開業。サービス業未経験にも関わらず通販事業「ワッペン屋ドットコム」を立ち上げ、一から仕組みを作る。その後、理念経営にシフトし人財教育に力を入れ、高収益体質・離職率ゼロを実現。桐生中心街にある国登録有形文化財のビルに新業態の店舗「KINARI」を開店する。
第6講 9月13日 (金)
総括/グループワーク

関東学園大学経済学部経営学科
准教授 中谷 淳一 氏
2001年筑波大学卒業後、経営コンサルティング会社、コスダウンコンサルティング会社を経て、起業独立を経て現職。
2011年、早稲田大学ビジネススクール(MBA)修了。
2020年3月早稲田大学大学院商学研究科博士後期課単位取得退学。
専門はマーケティング戦略。
ライフワークは産官学連携による地域活性化。
●主管:桐生イノベーションプロジェクト実行委員会
●後援:桐生市