《活動の概要》
買場紗綾市は平成8年3月、文化遺産の保存・活用による地域の活性化を目的として誕生した青空市である。会場の本町1丁目「買場通り」は、明治、大正、昭和にわたり、織物の取引市場として「上市場」とも称され、大いに賑わいを見せた歴史的な空間である。地域文化遺産を紹介しながら、物品の売買を行い、扱う品目は紗綾市らしく繊維製品を中心としているが、生活用品、食品類等も含まれている。
「売るのは文化」という姿勢で、遊び心を忘れずにコミュニケーションを楽しみながら、人と人とのあたたかな交流を深めることが紗綾市の大きな目的となっており、同じ日に開催される「古民具骨董市」とも連動し、賑わいの再生に貢献している。
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