一店一作家(一工場)運動<ものづくりの舞台桐生は再び産地を形成する>

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一店一作家(一工場)運動<ものづくりの舞台桐生は再び産地を形成する>



一店一作家(一工場) updated 2016-03-29 印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

一店一作家(一工場)ものづくりの舞台桐生は再び産地を形成する展覧市風景KIRYU

春のまちなか展覧市を開催

平成28年3月31日(木)~4月5日(火)

桐生中央商店街×ものづくり作家

中央商店街で開催!

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一店一作家(一工場)運動 <ものづくりの舞台桐生は再び産地を形成する>

 桐生の地は、はるか縄文の時代、2500年も以前からものづくりを行ってきた地であることがデザイン性に富んだ耳飾りが発掘された千網谷戸遺跡や製鉄遺跡など市内に点在する遺跡から窺い知る事が出来ます。
 ものづくりDNAを持つこの地に暮らす人たちは、連綿とものづくりを行い続け、やがて絹織物を盛んに作りはじめます。ものづくりの土地桐生に着目した徳川家康は江戸入城の翌年から都市計画に則った桐生のまち立てを始め、現在の桐生中心市街地の礎を造りました。関が原の合戦の際には産品であった白絹を徳川家康に献上し東軍の勝利に貢献することとなります。このことから徳川家にとって、桐生は特別な地となります。
 江戸のまちの発展とともに西の西陣、東の桐生といわれるほどの絹織物産業が盛んになり絹織物の売買を中心とした桐生紗綾市が生まれ関東有数の賑わいある”市”を生み出します。ここに作ることと販売することが一体となった一大産地が誕生します。
 明治時代には桐生の絹織物が輸出産業として日本の近代黎明期を支え、太平洋戦争の敗戦後の混乱した時代もその復興に桐生の織物産業は大きく貢献してきました。
 グローバル化が進み、ものづくりの拠点が移り変わり、商店街が衰退する中、桐生の土地に脈々と息づく、ものづくりの精神を感知する人たちの手による製品や作品と選りすぐりの物を見出す目利きの力を持った商店主を結び付けることによって、創る人、販売する人、消費する人たちが、それぞれの立場を認め、支え、育てあうことの出来る産地を復権したいと考えます。
 私たちは『再びきりゅうする』を合言葉に一店一作家(一工場)運動プロジェクトを立ち上げました。誰もが笑顔で安心して暮らせる、桐生らしい地域社会、『ものづくりの舞台桐生』を築き上げるため私たちのプロジェクトは日々実践に取り組んでいます。

イベント情報

平成28年3月31日(木)から4月5日(火)まで、春のまちなか展覧市が開催されます。

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