
桐生商工会議所が、創業・経営革新を目指す小規模企業者のための相談窓口「地域ベンチャー支援センター」を設置して4年目を迎えた。
創業予定者や経営革新等の課題を有する小規模事業者が気軽に相談できる身近な支援拠点として開設し、企業者の相談にきめ細かく対応、地域における雇用機会の創出を図るとともに地域経済の活性化につなげるために実施しているもの。
同センターの特徴は、@気軽に相談できる身近な支援拠点A創業や小規模事業者の経営革新等を重点的に支援Bコーディネーターによるマニュアル等各種支援ツールを活用した迅速な対応C情報の共有化によるワンストップサービスの実施D総合的・一次的な相談窓口(情報等の仲介役)などがある。
全国で300ヶ所のセンターが商工会議所や商工会など既存の組織を活用して設置され、ナショナル支援センター(全国8ヶ所)や都道府県毎のベンチャー・創業支援拠点と連携を図りながら、情報ネットワーク等を構築し、中小企業等の多様なニーズにも柔軟に対応し、的確な支援を提供できる経営支援体制の整備を図っている。
桐生地域ベンチャー支援センターのコーディネーターは丸山敏二さん。「最近はこだわり型の創業や介護福祉関係分野が増えてきました」と手ごたえを語る。センターは桐生商工会議所会館二階に事務局を置き、下記のような事業を行っている。
16年度の相談件数は219件を数え、創業件数は9件となった。センター開設以来の創業は34件に及んでいる。
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