桐生商工会議所　会員事業所からの発信

こだわりの一着で気持ちよく着こなしを
【メンズファッション館TADA】

昭和8年に紳士洋品店として開業。当初はネクタイと帽子を中心に扱う小さな洋品店としてスタートしたが、戦時中には時代の変化に対応し、スポーツ店へと業態を変えて店を存続させた。終戦後は物資が乏しい中、パラシュートの端切れで手作りしたハンカチに桜の刺繍を施し、米兵向けの土産物として販売することで、厳しい時代を乗り越えたという歴史を持つ。

その後、洋品店としての営業を再開。シャツやセーターをはじめとする紳士服を中心に、女性向け雑貨まで幅広く取り揃える店へと発展した。近年、なかでも特に人気を集めているのが、体形や好みに合わせて仕立てるオーダースーツ・ジャケット。

ドーメル、ロロピアーナ、ゼニアといった世界的高級ブランドを含む約1000種類の生地を用意し、ボタンや裏地も数十種類から選べるため、細部までこだわった自分だけの一着が完成する。
また、オーダーワイシャツも好評で、襟型やカフスなど細かな仕様まで自由に選べる。

三代目店主の多田 和生氏は「オーダースーツは既製品では味わえない不思議な力が宿る。人の印象や品格を上げ、自分の魅力を最大限に引き出してくれます。新たな一面で気持ちよく着こなしていただきたい。」との思いで、一人ひとりに寄り添った丁寧なサービスを実施している。

仕事の商談やパーティーなど、用途に合わせたオーダースーツを是非ご着用いただきたい。