桐生商工会議所　会員事業所からの発信

手軽に楽しめる和の装いで暮らしを豊かに
【和雑貨 篁（たかむら）】

重伝建地区の中ほど、桐生本町二郵便局の向かいに位置する「和雑貨 篁」。

扉を開け店内に入ると、一面に広がる「和」の世界。がま口ポーチやバッグ、財布、かんざしなど日常に使いやすい小物・アクセサリー類から、着物と見紛うような羽織やワンピースなど、彩り豊かな和柄製品を美しく取り揃える。何より驚くのはその値段。気品溢れる装いからは想像し得ない手頃な価格帯が並び、「値段を見て、これなら買える！とほとんどのお客様が喜ばれる」と店主の後藤直子さんは話す。

後藤さんは昨年春まで異業種に就いていたが、当時から好んで着用していた和装の服について道すがら尋ねられる機会が多く、その需要に着目し、一念発起して和雑貨店の創業を決意。旧郵便局舎の歴史ある建物と出会い、周囲の協力を得ながら開店準備を進め、令和６年１月１日、元日に晴れてオープンを果たした。

数ある和装製品の中から後藤さんの琴線に触れた逸品だけを厳選して店頭に陳列。ディスプレイの雰囲気にもこだわり、それぞれの製品が見事に調和した素敵な空間のなかで、後藤さんの提案する「和」の世界をじっくり、手に取りながら味わっていただきたい。