桐生商工会議所 会員事業所からの発信

“おいしさ”にこだわって 【和菓子 美世志】

和菓子 美世志

・住所:桐生市境野町7-1755-3
・電話:0277-45-3346
・営業時間:9:30~18:30
・定休日:水曜日

和菓子 美世志

境野町7丁目、桐生岩舟線沿いにお店を構える和菓子の「美世志(みよし)」。豊富に木材を使用した純和風の内装で、清々しい木の香りがお客様を迎えてくれる。

同店の歴史は、東京墨田区の江戸時代から続いた菓子店「美世志」で先代が修業し、昭和41年に桐生で暖簾分けし開業、5年前、現在の店舗に改装移転した。

店主の坂田功さんは、元自動車ディーラーという異色の経歴を持つ。その後、店を継ぐため製菓学校で一から学び、先代のもとで修業。現在は、奥様の裕美さんと夫婦二人三脚で、店を切り盛りしている。

北海道産小豆を使った「豆大福」は程よい甘みのあんをさっぱりした塩加減の豆と柔らかいおもちが包む人気商品。国産芋の「いもようかん」は、上品な味わいとしっとりしていながら口に入れた瞬間にほっくりと崩れる食感が後を引くおいしさ。この他にも、花ぱん、くずもち、みたらし団子など、坂田さんこだわりの手づくりお菓子が並ぶ。

また、数年前から夏場限定で始めた新メニューの特製かき氷「雪氷」も好評だ。

「おいしいと言っていただけるよう、丁寧に作っているだけ」と謙遜して話す坂田さん。そのこだわりは、間違いなく「美世志」の心が込められた“おいしさ”になっている。