桐生商工会議所　会員事業所からの発信

「織物の街桐生」で和裁仕立てひとすじ
【岡田和裁研究所】

岡田和裁研究所は、現代表の祖父に当たる岡田五三氏が独立開業し、先代である父・成雄氏、現代表の和浩氏と三代に渡り、八十有余年、きもの文化の発展・継承に尽力してきた。

かつて、50人規模の寮生を抱えていた時期もある、併設の「群馬和裁門学院」からは、技能グランプリ優勝者はじめ、高度な人材を多数輩出しているほか、県内小学校での和裁の授業にも協力している。

また、和裁に関する唯一の国家資格である和裁技能士の検定制度の認定教材として現在も使用されている、「和服裁縫」を編集委員長として執筆に携わった先々代、縫製技術の新工法を確立した先代が二代続けて卓越技能章（現代の名工）を受章するなど、確かな知識と技術を現代表の和浩氏の世代まで受け継いでいる。

着る人の体に合わせた「美容仕立て」を強みに、国内のきもの専門店からの委託加工をメインに行っているが、個人顧客からの受注も大歓迎。
「新しく着物や帯・袴を仕立てたい、使いたい反物がある、仕立て直しや部分直し、別アイテムへのリメイク、はっ水加工、丸洗いなど、その他特殊内容にも対応可能なので、和装に関するお悩みがあればお気軽にご相談を」。