桐生商工会議所　会員事業所からの発信

明日も行きたくなる学校
【NEXTAGE SCHOOL (ネクステージ スクール) 】

生徒一人ひとりの自主性や主体性を尊重したオルタナティブ教育を実践する、NEXTAGE SCHOOL（ネクステージ・スクール）が昨年10月、錦町に開校した。

代表の髙澤典義さんは公立学校の元教員で、小中学校、特別支援学校、海外日本人学校など、様々な現場で教鞭を執ってきた。しかし、激しく変化する時代を迎え、子どもたちには「自己決定力」と「課題解決力」を養ってもらいたいと、集団教育では難しいより柔軟な教育を行うために独立を決意した。

同校は小中学生が対象で、最大13人までの少人数制を導入する。生徒は国語、算数などの「基礎学習」と動画編集やプログラミングなどの「探求学習」から、自分で当日のカリキュラムを決めPCで学習を進めていく。内容やスピード、目標は各自それぞれだが、個人を尊重し自律性や主体性の育成に重点が置かれる点で学習塾とは一線を画す。

教室には3Dプリンターやドローンも備えられ、「変幻自在な幅広い学びを提供し『明日も行きたくなる学校』を実現します」と髙澤代表。子どもたちにとって本当に必要な“これからを生きる力“を育む同校は、集団教育に馴染めない生徒の受け皿として、公立学校との連携も始まっている。