桐生商工会議所　会員事業所からの発信

あらゆるニーズに対応する線材加工のスペシャリスト
【(有)オオキ製作所】

パイプや線材による陳列什器を製造する(有)オオキ製作所（大木実成社長）は、昭和40年代の創業以来、顧客の要望に応えながら技を磨いてきた。特に主力である種苗用ディスプレイは全国のホームセンターに並び、店舗の規模や設置場所に“ピタッ”とハマり、陰ながら商品を引き立てている。

今年に入り新型コロナウイルスの感染拡大が問題視され始めると、2月ごろから飛沫防止用の対面式パーテーションの製造販売を開始した。飛沫防止の透明パネルを支える脚部に同社の線材加工技術が活かされ、種苗用ディスプレイと同様に、サイズやデザインなどオーダーメイドで多様なニーズに対応する。

そのほか、同社が開発した4面式パーテーションは、4方向に透明パネルが伸縮でき複数人がテーブルに着く飲食店などで活用が期待されているほか、講師用の自立式パーテーションなど、これから迎えるウィズ・コロナ時代に対応した画期的かつ実用的な商品を開発している。

「お客様とともに」をモットーに客先ニーズに徹底対応してきた同社。今では「お客様を守る」新製品で新しい信頼を得ている。