桐生商工会議所 会員事業所からの発信
異文化が交わるカジュアルカフェ 【1203(トゥエルブ・オー・スリー)】
築60年の住宅兼縫製工場をリノベーションした相生町のカフェ「1203(トウエルブ・オー・スリー)」。桐生市出身の安藤敦子さんとカナダ人のウィルさん夫妻が、自ら改修工事を行い今年2月にオープンした。『1203』は二人がカナダで暮らした部屋番号とのこと。
店内にはカナダのアンティークチェアを配した客席が20席。北アメリカのカフェを思わせるカジュアルな雰囲気で、居心地は抜群だ。建築士である敦子さんと、母国で古民家のリノベーションを生業にしていたウィルさんのセンスが店内のあちこちに光る。
コーヒーをはじめとするドリンクメニューに加え、ホットドッグ、サンドウィッチ、ドライカレーなどのフードメニューも充実。中でも、アメリカ製のクラシックフライヤーで作る特製ドーナツはなかなか味わえない逸品だ。また、オリジナルメニューとしてウィルさんの英会話レッスンもラインナップする。コーヒー付きの20分コースなど、初心者でも気軽に試せるのもうれしい。
今後は各種パーティーのほか、英語を使った料理教室などのワークショップも開催予定とのこと。気軽に行ける文化の交流拠点になりそうだ。