桐生商工会議所　会員事業所からの発信

話題のスイーツ「花ぱん」の老舗【小松屋】

本町通りに店舗を構える「花ぱん」の老舗、小松屋は明治29年の創業以来、120年余りの歴史を持つ。現店主の宮川麻里さんが五代目となる。

長年受け継いできた伝統の手法により、宮川さんが一つずつ手作りしている花ぱんは、しっとりとした中にも弾力のある生地となっており、クセが無くさっぱりした甘さを持つ。

お馴染みの花ぱんに加え、現在は冬季の季節限定として「チョコマン」と、４種の「チョコ花ぱん」も人気。また、花ぱんは桐生天満宮の神紋である梅をかたどっており、天神様に由来するお菓子なのでこれからのシーズン、受験生へのお土産にもぴったり。

最近では人気雑誌「anan」にも取り上げられるなど、お茶やコーヒー、牛乳にも合うスイーツとして知名度は上がっており、関東近郊からも「花ぱんファン」が訪れ、来店者のうち市外からの方が半分以上を占める。

この度、店舗内にトレースタンドが設置され、店内でもゆっくりと花ぱんを食べられるようになった。店主の宮川さんは「伝統と歴史を受け継ぎながら、お客様の新しい要望にも応えていきたい」と話す。街歩きの途中、花ぱんでちょっと一息入れてみては。