桐生商工会議所　会員事業所からの発信

ほっこり落ち着く 古民家レストラン　【スパゲッ亭 加良】

古き良き昭和の趣が“ほっこり”と癒しを与えてくれる、西久方の古民家レストラン「スパゲッ亭 加良（かりょう）」。築80年の古民家を活用した路地裏のレストランは、昨年、オープンから3周年を迎えた。

加良では昔なつかしい「鉄板焼スパゲッティ」をはじめとする、茹で上げスパゲッティをメインに提供している。人気No1の「鉄板焼ナポリタン」は、アツアツの鉄板からトマトの香ばしく爽やかな香りが立つ、まさに「鉄板」メニュー。その他にも、まろやかな味わいのミートスパや、醤油ベースに野菜や魚介がふんだんに使われる和風スパなど、豊富なメニューで何度訪れても飽きさせない。

店主として腕を振るう加藤良夫さんは、料理人や飲食店経営者として40年近い経験を持つベテランで、現在は奥さんと二人三脚で店を営んでいる。そんな加藤さんが表現するのは、昭和40年代に喫茶店で出されていたスパゲッティ。日本人に馴染む懐かしい味、ユーミンをはじめとする1980年代のBGM、そして奥さんの元気で優しい声が響く店内は、長居したくなる心地よい空気感が広がっている。

店名の「加良」は古い機屋の習慣を採用し、加藤さんの姓名から一字ずつとった。休日には市外や県外からもお客さんが訪れる、繊維のまち・桐生ならではの隠れた名店である。