桐生商工会議所　会員事業所からの発信

オーダーメイドであなただけの一着を　【(有)多田洋品店】

川岸町（本町六丁目商店街）に店を構える多田洋品店は、昭和8年（1933）創業の老舗店。当時から「帽子・ネクタイのお店」として、紳士服や服飾雑貨を扱っていた。また、旧新川に面する同店は昭和22年（1947）のキャサリン台風による水害にも耐え、80年以上にわたり本町の南端から桐生を見守っている。

同店三代目の多田和生さんは今年5月、本町六丁目商店街振興組合の理事長に就任。店を切り盛りする一方で、商店街の顔として地域の振興にも力を入れる。

そんな多田洋品店が取り扱うのは、顧客の要望に応えるオーダーメイドのジャケットやスーツ、ワイシャツなど。「市販品では物足りない」「好みの柄が見つからない」「もっと変わったスーツが着たい」といった要望を、老舗洋品店ならではの経験と知識を活かしてオリジナルの一着に仕上げる。生地はイタリアやイギリスの一級品を豊富に用意、襟の形、ボタンの数、ポケットの位置などもミリ単位の調整が可能で、本当に満足できる“あなただけの一着”を手にできるはず。完全オーダーメイドでありながら、価格も6万円代から（ジャケット、スーツなど）と既製品と大きな差はないことも特徴。

また、最近ではゴム無し靴下が人気で、ゴムによる締め付けがなく、ストレスフリーで常に足もと快適。着る人を第一に考え、ファッションとの両立を提案する同店ならではのラインナップである。

９月より秋冬向けのサンプル生地が多数入荷。重ね着によるおしゃれを楽しめるこれからの季節、多田洋品店のオーダーメイドジャケットで、既製品では味わえない“あなただけ“の個性を演出してみては。