桐生商工会議所　会員事業所からの発信

果実に宝石の輝きを　【橋本フルーツ】

錦町の老舗青果店・橋本フルーツは、今年六月フルーツパーラー「旬彩工房橋本」をオープンする。フルーツパーラーは、果物を使用したジュースやスイーツなどを提供する喫茶店で、健康志向が高まる今日、都市部などで人気を集めている。

今回新しいお店にチャレンジするのは三代目の橋本雄人さん。果物の魅力を伝え、広く楽しんでもらおうと開店に踏み切った。

旬彩工房橋本では「ジュエルフルーツ」と呼ばれる特殊なカット技法で、果物の新しい楽しみ方を提案する。この技法はペティーナイフ一本で果物をもっとも美味しく味わえる形にカットし盛り付けることで、輝くアート作品に変身させる。贈り物としてはもちろん、カット・盛り付けの様子はパフォーマンスとしても見応え十分で、イベントやパーティーへの出演にも対応する。「ジュエルフルーツ」の資格を有し、フルーツカット職人として橋本さんを支えるのは幼馴染の中島克基さん。プロの職人集団を作りたかったという幼馴染が二人三脚で新業種にチャレンジする。今後、野菜ソムリエの有資格者もスタッフとして参加予定で、更なるサービス充実を目指す。「桐生に足を運んでもらうきっかけになれば」と地域への波及効果にも期待している。

五月三日から六日のゴールデンウィークと十日の母の日は、ジュエルフルーツの限定販売を行います。この機会を是非お見逃しなく。