桐生商工会議所 会員事業所からの発信

「うどん」で地域活性化 【桐生麺類商組合】

桐生麺類商組合

【組合連絡先=藤屋第一支店】
・住所:桐生市新宿3-5-8
・電話:0277-44-8240

桐生麺類商組合

桐生の食文化における代表格として、長きに渡り市民の胃袋を支えてきた桐生うどん。桐生麺類商組合の大川順司組合長(藤屋第一支店)は、昨年四月の組合長就以来、各種イベントに積極的に参加し、桐生うどんのPRとうどんによるまちづくりを精力的に進めている。

昨年十一月には桐生うどん会(籾山和久会長)と共催で、世界一の幅広ひもかわ作りにチャレンジし、大きな話題を呼んだ。この挑戦に欠くことができなかった特性鍋の製作や微妙な火加減の調整などは、大川組合長の旧友の方々が黒子として事業を支えてくれたという。組合として新しいことへ挑戦する姿勢と桐生のうどん職人たちの高い技術を見せつける絶好の機会となったが、大川組合長の人望が成功を影で支えたとも言える。

最近では、群馬県が県民食として推奨する「おっきりこみ」をメニューに追加。「先頭に立って新しいことにチャレンジし、組合員の手本になりたい」と大川組合長。また、市内事業所と協力して「シルク入りうどん」を開発するなど、「絹織物のまち・桐生」を食の分野からバックアップしている。大川組合長は最後に「桐生市が元気になるように、うどんで一役買っていきたい」と地域活性化に向け力強く語ってくれた。