桐生商工会議所 会員事業所からの発信

名物「カレーひもかわ」 【川野屋本店あいおい】

川野屋本店あいおい

・営業時間:(昼)11:30~14:30
      (夜)17:30~20:00
・年中無休
・住所:桐生市相生町2-1078-5
・電話:0277-53-4609

川野屋本店あいおい

連日多くの常連客で賑わう「川野屋本店あいおい」。市内や近鄰に川野屋系列のうどん屋は多くあるが、川野屋としては十五番目のお店である。

川野屋の歴史は古く江戸天保期に大間々町で菓子店を営んでいた。うどん屋としての始まりは明治、初代角田高蔵氏が横山町で創業した。大正二年に二代目幸太郎氏が仲町に開業し桐生うどんの礎を築いた。開店当時はうどん一杯が三銭であったという。仲町のお店は三代目芳男氏が現在も守り継いでいる。

創業百五十年の老舗の四代目となるのが、角田武彦氏。相生店は平成十三年にリニューアルしたが、当時から地産地消をモットーに、地粉にこだわり、汁は先祖代々の技法を今も実践している。

角田氏は、地元の大学を卒業後、地元企業に就職。プラスチックエンジニアとして活躍したが、十二年前に家業を継ぐことになった。「プラスチック成型もうどん打ちも“ものづくりの精神”は一緒。」と話す角田氏。エンジニア魂はいまだに健在で常に新しいことに挑戦し続けている。
現在は「カレーひもかわ」を桐生の名物にしようと、桐生うどん会の一員として普及活動にも積極的だ。十月五日(土)・六日(土)には館林市で開催される第三回『麺‐1グランプリ』に出店する。