桐生商工会議所　会員事業所からの発信

地域密着型サービスを目指して 　【カワチ薬品桐生広沢店】

昨年七月にオープンしたカワチ薬品桐生広沢店は、五百三十六坪の売場面積を誇るメガ・ドラッグストアである。ドラッグストアの平均面積は約二百坪程度、これだけの規模でありながらカワチ薬品の中では中規模店というのだからさらに驚きである。フラットな店内は、車イスでも楽に移動でき、広々とした陳列スペースでゆったりと見て買い物ができる。

“お客様の健康で快適な生活を実現する”というカワチ薬品の理念のもと、医薬品にとどまらす、化粧品や日用雑貨、一般食品も豊富な品揃えで他店との差別化を図っている。特に、高齢化が進む現代社会のニーズに即座に対応し、車イスや在宅介護用品などの商品を充実させ、お客様の満足度を高めている。

また、同店には調剤薬局が併設されており、待ち時間を利用して買い物ができ、一ケ所で複数の用件が済んでしまうのも大きな魅力である。調剤薬局併設型メガ・ドラッグストアはカワチ薬品が日本初、現在も着々と店舗を増やしている。

もとは栃木駅前の四・八坪しかない小さな薬局から始まった。「お客様に喜んでもらえるなら何でも取り扱う」という創業者の思いは今日に受け継がれている。

広沢店店長の山本晃久さんはカワチ薬品一筋、今年で十七年目を迎える。「地元のお客様はもちろん、共に働くスタッフとも良い信頼関係を築けるよう日々努力しています」と語った。