桐生商工会議所　会員事業所からの発信

地域に根ざした癒しの湯 【桐生温泉 湯らら】

平成十四年十二月にオープンし、今年で七年目を迎える。きっかけは近隣の老人福祉施設に温泉を引こうという発想、どうせやるなら多くの方々に憩いの場として利用してもらえるような大型施設にしたいと、桐生温泉としてスタートした。来館者は、月平均で二万六千人、年間で三十二万人に上る。

近年、県内に多くの浴場施設ができているが、湯ららの目玉は、何といっても「砂塩風呂」。オーストラリア西海岸の砂にメキシコ産の原塩をまぜており、抗菌消臭作用がある。温熱の砂塩が、血行と体液の流れを促進、遠赤外線の働きでカラダの芯から温め、砂塩から発生するマイナスイオンでリラックス効果、免疫力アップが図れる。また、砂塩に含まれる原塩により、肌がすべすべになり髪のトリートメント効果もある。この砂塩風呂を目当てに、県外から足を運ぶ方々も多い（男女共用予約制、一時間三十分のコースで二千三百円）。

売店では、出来る限り地場産の商品を取り扱うなど地域の発展にも積極的に協力している。