入会のご案内

地域活性化

  • 商店街復興
  • まちづくり
  • 観光

観光

「桑やシルクを地域資源とした体験型観光プログラムの開発」事業(通称:シルクル事業)

事業内容

富岡製糸場と絹産業遺産群の世界文化遺産登録に伴い、絹(シルク)に対する関心が高まっている。この機を逃さず桐生地域をPRするため、“遺産”ではなく現役で動いている桐生の織物工場等を観光客に紹介し、観光入込客数の増加を図る。事業は、「体験」をキーワードとしており、特にシルクを使った“織り”や“染め”といった桐生地域ならではの体験をしてもらうことで、桐生地域の魅力を観光客に発信したい。

もう一つの地域資源である“桑”(桑畑)は、古くから養蚕が盛んだった群馬県の原風景でもある。しかし、国産絹の需要減に伴い、桑畑・養蚕農家とも減少の一途を辿っている。こうした現状に歯止めをかけるため、桑(茶)を使った新商品開発、販路拡大を行うことで、桑・絹の需要減を乗り越えたい。

アピールポイント

桐生産の桑茶は、「非常に飲みやすい」とのことで、お客様から好評をいただいている。しかし、桑茶自体の味や風味が乏しく、これを素材として商品開発を行うには、「特色が無く、インパクトを出すのが難しい」という課題があった。そこで、本プロジェクトでは、スパイスの専門家であるメタ=バラッツ氏に相談し、桑茶カレースパイスの開発を行った。桑茶とカレースパイスが融合することで、カレーのスパイシーさにまろやかさが加わり、非常に美味しい調味料として生まれ変わった。桑茶を使った様々な料理の可能性が広がることで、プロジェクトの広がりも出てきた。

今後の展開

東武伊勢崎線~桐生線沿線の魅力を最大限に活かし、都内より観光客を誘致できるような仕組み作りを加速する。太田・伊勢崎・足利・館林・足利・佐野などの東武沿線各都市との連携を深め、相乗効果で沿線の魅力を発信できるような仕組み作りを行う。東武沿線の川下と川上で相互にイベントの情報や観光資源を紹介し合い、お互いに観光客が行き来しやすくなるような、仕組み作りを進める。  また、展示会出展や各メディアへのPRを地道に行うことで、「桑とシルク」の魅力を知っていただく機会を増やしていく。

ページトップへ